大それたタイトルで臆してもいますが、zero53を作成する上で地元苫小牧市のWEBサイトを沢山見る機会があり、感じた事を綴りたいと思います。
私は元々旭川市で本格的にWEBデザイナーとして活動を開始したのですが、この旭川市というのはインターネットに対しての理解が深く、活用しようという動きが盛んな町だと感じていました。WEB制作会数社とも面会し、色々な活動に直に触れ、今現在の私にプラスになる体験をさせて頂きました。
ただ、個人的には地元、或いは北海道という基盤に拘るつもりはなく、せっかくのインターネット関連事業なのですから、グローバルに活動したいと考えています。実際、スタジオキイのクライアント7~8割は道外の企業です。皆さんサイトを見てお問い合わせ頂き発注頂いた方ばかりで、お声すら知らない方も沢山おります。うちは法人ではありませんし信用度は低いと思いますが、有り難い限りです。
さてここで、地元苫小牧市からのお問い合わせがどの程度あるのか、というと・・・ほぼ皆無です。もちろん、私自身が地元に対して営業活動をしていませんので当然と言えば当然ですが、それにしても苫小牧市で活動を開始して5年、その間2件だけでした。その企業様は実際にお会いしてサイト作成をご依頼されて、今現在もシステムをご利用されています。
逆に、苫小牧市以外の道内市町村からの新規お問い合わせはそれなりに頂いています。
なぜ地元からスタジオキイが注視されないのか、私としても地元に対して貢献したい気持ちが無い訳ではありませんし、打ち合わせ等、スムーズに出来る地元からの発注は有り難いのです。
営業活動をしていないという大きな要因は置いておき(といっても営業は一切していませんが)、インターネットの可能性に対して消極的なのではないか?という点がとても感じられました。或いは諦め、保守的、こういった雰囲気が町全体に蔓延している感を受けます。これはIT関連に限らず、苫小牧市全体に対して感じた事です。
その象徴的なものが、企業ホームページです。色々な会社のホームページを見ましたが、動的サイト以前に10年前のスタイルで個人的に作成している企業がとても多いのです。実際の現場では昔の静的HTMLでWEBサイトを作成する時代ではなく、CMSや独自の動的コンテンツを取り入れ、ユーザビリティの高い、流行を取り入れたWEBサイトを作成するべきです。
「更新したって見てる人なんて少ないしなぁ・・・面倒だし」
WEBサイトを持っておられる企業様がどういう意識かは判りません。しかし、このように思われる方は多いかもしれません。実際、大手企業じゃない限り企業ホームページを見る方は少ないのかもしれません。しかし、これだけインターネットが普及し、インターネットで調べ物をする方が多い現状を考えると捨て置ける事ではありません。
「面倒なら簡単に更新出来る方法は無いか?」
こう考える事が出来るか出来ないか、それを可能にするWEB制作会社はどこか、こういった考えに至るかどうかの違いが、スタジオキイへご依頼されない理由の一つかな、と考えています。うちはどちらかと言うとWEBデザインよりWEBシステム系を前面に出していますし。こういった考えに至った方が地元にいらっしゃいまして、そのサイトは携帯電話からメールを送信してニュース投稿するシステムを導入しています。写真添付も出来ますので、営業中に写メを撮り、文章を書いてニュースを投稿されています。レンタルブログでも出来るのですが、最近はRSSアフィリエイトが挿入されたりなど、企業系には使いにくくなっていますね。
WEBサイトが高い費用対効果を生むとは言い切れません。しかし、スタジオキイが良い例で、サイトを見て発注して頂く、これで私は食べています。無ければホームレスかもしれません。
これは一般企業でも言える事で、例えばzero53の広報用チラシの印刷をどこに頼もうかインターネットで探しました。そのリストに苫小牧市の印刷屋は上がっていません。もし予算的に見合う印刷屋が地元にあれば、当然地元に頼みます。それが無いから別な印刷屋を探すのです。この時点で、苫小牧市の印刷屋さんは顧客を1件失っています。私の発注する仕事など金額も微々たるものですが、こういった方が沢山居られるのが実際です。また、地元以外からの受注も当然見込めます。
現在、苫小牧市長選挙で選挙カーが走っていますが、こういった消極的な苫小牧市の雰囲気を一変するような大胆な政策を見出して頂ければなと切に願います。