Youtube動画埋め込みで関連動画を表示させない、を検証
ホームページにYoutube動画を埋め込むと、一時停止や最後の画面に関連動画やその他の動画が出てくることが有ります。

ブログ等で動画を紹介するケースでは気にならないかもしれませんが、トップページで社のイメージ動画として再生する場合は少々邪魔に感じます。
これについて関連動画を表示させない方法は無いものかと検索すると、たいがいは以下のように対処法が紹介されています。
- 埋め込みコードを取得する際にプライバシー強化モードを有効にする
- 取得したコードの動画URLに?rel=0をつける
これが2025年1月現在、利用可能かを検証してみたいと思います。
プライバシー強化モードを有効にする

共有から動画の埋め込みコードを取得する際、プライバシー強化モードを有効にする。をチェックします。URLがyoutube.comからyoutube-nocookie.comへ変わるだけのようです。
URLにrel=0をつける
取得したコードのうち、動画URL部分へrel=0というパラメーターを追加します。
https://www.youtube-nocookie.com/embed/iByD4xaoycI?si=HtBu7u7_YsyNO29Y&rel=0
関連動画を表示させない設定を行った動画
以上の設定を行った動画がこちらになります。
ちなみにですが、一時停止した際に表示される関連動画も表示されなくなるようです。
これでOK!かと思いきや、全く同じ設定を行った動画では関連動画が表示されてしまいます。
ただ、何度かリロードをすると関連動画が出ないときが有りました。違いとしては基本的な設定しか行っていないことと、サムネイルを設定していないことです。
動画設定の違い
埋め込みコード取得時にプライバシー強化モードを有効にし、URLへrel=0を設定しても動画によって挙動が違うことが確認出来ました。では両動画で何が違うのか。
- サムネイル設定
- 言語設定
このくらいしか違いが有りません。

ただし、これらを全く同じ設定にしても関連動画が表示されるケースも有りました。
結果としてどういうことなのか?
少なくともあちこちで紹介されている方法を適用しても、100%期待通りにはならないのが正解なのかもしれません。
- 設定可能なものを色々と変更してみる
- 関連動画が出る埋め込みコードを破棄し、新しく作り直す
- 設定が反映されるまで時間を置く
今回掲載した2つの動画は同じように埋め込みコードを取得しURLにrel=0を付けましたが、片方は関連動画が表示されてしまうという結果でした。
以上から動画の設定に寄るのではないか?という推測が出来ますが、あまり期待が出来ません。出来るときと出来ないときがあるようです。
そもそも公認の方法ではない以上、いつか使えなくなるでしょう。どうしても関連動画が表示されない動画を掲載したい場合は、サーバーに動画を置いたりVimeoなど他の動画サービスを利用することも考慮したほうが良いと思います。